ドメインインスペクターの統計機能

Fastly のドメインインスペクターは、既存の統計インターフェースに基づいて、ドメインとサブドメインへのトラフィックに対する詳細なレスポンスデータを、リアルタイムおよび履歴的に確認することができます。

まず始めに

ドメインインスペクターの詳細を理解する前に、コントロールパネルのコントロールへのアクセス方法と、統計インターフェイスの基本情報をよく理解しておいてください。

ドメインインスペクターの統計ページ

アカウントでドメインインスペクターを有効にすると、Stats ページのサービス名と ID 情報の下に追加のナビゲーション機能が表示されます。

アカウントでドメインインスペクターを有効にしたとき、リアルタイムおよび履歴の統計情報を表示する、サービス名の下に表示される Overview と Domains タブ

Overview タブ

Overview タブでリアルタイム統計と履歴統計を確認し、Stats ページに関するガイドの説明にあるように、サービス全体に関する統計データにアクセスできます。

Domain タブのサマリーダッシュボード

サービスに関連する各ドメインとサブドメインでは、リアルタイムと履歴の両方の統計情報のドメインタブに小さなサマリーダッシュボードが表示され、配信メトリクスをすぐに確認することができます。

ドメインインスペクターがアカウントで有効な場合に、リアルタイムと履歴的な統計のサマリーダッシュボードの詳細

デフォルトでは、サマリーダダッシュボードには次のような説明が表示されます

  • ドメインとサブドメインから Fastly が受信したエッジリクエスト数とエッジヒット率。
  • ドメインとサブドメインから受信したデータ転送量。データ転送量は response header bytes + response body bytes に基づいて計算されます。
  • ドメインから返された 1XX、2XX、3XX、4XX、5XX の各 HTTP ステータスコードを種類別に集計したものです。

Smooth scrolling チェックボックスの右側にあるメニューから Detailed graphs を選択すると、デフォルトで表示されるエッジメトリクスに加え、オリジンのメトリクスも表示されます。

ドメインインスペクターがアカウントに有効で、「詳細なグラフが表示のために選択されたときの、リアルタイムと履歴的な統計のサマリーダッシュボードの詳細

Domain タブのグラフ

サマリーダッシュボードのデータの下に、サービスに関連する各ドメインまたはサブドメインに関するリアルタイム統計と履歴統計の両方がグラフで表示されます。これらのグラフでは、経時的なダッシュボード情報が視覚的に表示されます。具体的には以下が表示されます。

  • Response Status Codes グラフには、ドメインまたはサブドメインからのレスポンス数が表示されます。
  • ドメインまたはサービスからFastlyへのエンドユーザーによって送信されたリクエスト数を詳細に記載したEdge Requests グラフには、エンドユーザーによってドメインまたはサブドメインから送信されたリクエスト数が表示されます。

Smooth scrolling チェックボックスの右側にあるメニューから Detailed graphs を選択すると、Response Status Codes グラフが消え、Edge Response Status CodesOrigin Response Status Codes の2つのグラフが表示されます。また、Edge Requests グラフに代わり、以下のような Edge Hit Ratio グラフが表示されます。

ドメインインスペクターがアカウントで有効になっており、Detailed graphs が選択されている場合に表示される、オリジンのレスポンスに関するリアルタイム統計と履歴統計を示す詳細なグラフデータ

オリジンに関する詳細グラフの表示

Domains タブのグラフの下に、More origin details のリンクが表示されます。このリンクをクリックすると、Response Status CodesEdge Requests のグラフの後に、各ドメインに関する以下のグラフが追加されます。

  • Edge Hit Ratio は、ドメインにおけるエッジでのキャッシュヒットとキャッシュミスの割合を示します。
  • Status 5XX Details は、500 (Internal Server Error)、501 (Not Implemented)、502 (Bad Gateway)、503 (Service Unavailable)、504 (Gateway Timeout)、505 (HTTP Version Not Supported) の HTTP ステータスコードを返すリクエスト数の内訳を示します。
  • Status 4XX Details は、400 (Bad Request)、401 (Unauthorized)、403 (Forbidden)、404 (Not Found)、416 (Range Not Satisfiable)、429 (Too Many Requests) の HTTP ステータスコードを返すリクエスト数の内訳を示します。
  • Status 3XX Details は、301 (Moved Permanently)、302 (Found)、304 (Not Modified) の HTTP ステータスコードを返すリクエスト数の内訳を示します。
  • Status 2XX Details は、200 (Success)、204 (No Content)、206 (Partial Content) の HTTP ステータスコードを返すリクエスト数の内訳を示します。
  • Bandwidth は、ドメインからのデータ転送量を示しています。
  • Origin Offload は、ドメインのオリジンから配信されたレスポンスのバイト数に対してエッジから配信されたレスポンスのバイト数の割合を示します。
  • オリジンリクエストメトリクスは、ドメインに対してオリジンに送信されたリクエスト数を示しています。

Smooth scrolling チェックボックスの右側にあるメニューから Detailed graphs を選択すると、Response Status Codes グラフが消え、Edge Response Status CodesOrigin Response Status Codes の2つのグラフが表示されます。返された HTTP ステータスコードの種類ごとのグラフは、エッジでドメインのステータスコードを受信したレスポンスのグラフと、オリジンからステータスコードを受信したレスポンスのグラフにさらに分かれて表示されます。

ドメインインスペクターがアカウントで有効になっており、Detailed graphs が選択されている場合に表示される、http ステータスに関するリアルタイム統計と履歴統計の詳細を示すグラフデータ

グラフデータの更新頻度

リアルタイム統計の場合、Domains タブのグラフは過去75秒間のデータを表示し、表示されている各ドメインおよびサブドメインで新しいデータが受信されると継続的に更新されます。

履歴統計では、Domains タブのグラフに表示されるデータのタイムフレームを指定することができます。デフォルトでは、概要タブで設定した、同じフィルターとなっています。

次のステップ

先に進む前に、統計グラフの設定に関する基本をよく理解してください。サービスの設定を開始する前に、コントロールパネルの機能のすべての領域について詳細をご確認ください。

Back to Top