Fastly WAF ダッシュボード (旧バージョン)

Fastly WAF ダッシュボードでは、Fastly サービス内にデプロイされた Fastly WAF をモニタリングすることができます。エンジニアまたはスーパーユーザーの役割が割り当てられている場合、Fastly WAF ダッシュボードの情報を使用して、WAF が有効であるかどうかを判断し、WAF が現在処理しているリクエスト数を確認し、最近の構成変更を確認することができます。Fastly WAF ダッシュボードは、WAF サマリーページと WAF 監査ログページで構成されています。

Fastly WAF ダッシュボードへのアクセス方法

以下の手順に従って、Fastly WAF ダッシュボードにアクセスしてください。

  1. Fastly コントロールパネルにログインします。All services ページが表示されます。

    All services ページの WAF リンク

  2. 一覧からサービスを選択し、WAF リンクをクリックしてください。WAF サマリーページが表示されます。

WAF サマリーページ

WAF サマリーページでは、お客様の WAF のステータスを確認できます。ページの上部には WAF 監査ログページと Fastly コントロールパネルへのリンクがあります。

WAF サマリーページのリンク

WAF status セクションでは、当該 WAF が現在アクティブか確認できます。WAF がアクティブとみなされるには、WAF が無効になっておらず、少なくとも 1 つのルールのステータスがロギングモードまたはブロックモードに設定されている必要があります。最初に表示されるアクティブルールの総数は、「アクティブ」に設定された OWASP ルールと、「ブロック」または「ログ」に設定された厳格一致ルールの合計を表します。アクティブルールの総数の下にあるグラフでは、これらをアクティブな OWASP ルール、無効な OWASP ルール、アプリケーション固有のルール、Fastly で作成されたルールの数に分割されています。グラフのサンプルは以下の通りです。

WAF ステータスセクション

Requests グラフでは、キャッシュサーバーから配信したリクエスト数および WAF で処理を実行したリクエスト数が表示されます。WAF によって処理されるリクエストのうち、WAF Process グラフに表示されるのは、WAF によりブロックされた後リクエスト、WAF によってログに記録されオリジンサーバーに送信されたリクエスト、パスされて (ブロックもログもされず) オリジンサーバーに送信されたリクエスト数です。

特定のデータを非表示にする場合は、当該データのラベルの横にある hide をクリックしてください。このリンクをクリックすると、グラフにその値が表示されなくなります。

WAF のサマリーグラフ

WAF 監査ログページ

WAF 監査ログのページは、WAF に対して行った全ての設定変更を表示します。このページを使って、誰がいつ、どのような設定変更を行ったか確認することが可能です。各行には、ルールのロギングまたはブロックモードへの設定、ルールの更新時、無効化が記録されます。

WAF 監査ログページ

1行のログに複数のルール変更の記録が含まれている場合があります。Show rule IDs をクリックして、全ての変更を確認します。

Show rules ID のリンクをクリックすると、変更されたすべてのルールが表示されます

ログには WAF の OWASP プロパティ情報が含まれる場合があります。OWASP プロパティについての詳細は、OWASP properties セクションを参照してください。

WAF 監査ログページの WAF 有効化エントリー

OWASP プロパティ

WAF 監査ログページで OWASP プロパティを参照できます。以下の表において、利用可能なすべてのプロパティとその説明を記載しています。こちらに表示しているプロパティは、OWASP オブジェクトにおける設定変更が反映されます。

OWASP プロパティ 説明
Allowed HTTP versions クライアントが使用できる HTTP バージョン。
Allowed HTTP methods クライアントが利用できる HTTP メソッド。
Allowed client content types クライアントが使用できる HTTP Content-Type。
Maximum length for parameter names クエリ文字列とリクエストボディにパスされたパラメーター名の最大文字数。
Maximum length for parameter values クエリ文字列とリクエストボディにパスされたパラメーター値の最大長。
Combined file sizes リクエスト中の MIME ボディの合計サイズ。
Critical anomaly score クリティカル異常評価スコアの設定。重要度がクリティカルのルールは、この値を利用してスコアの加算をします。
Validate UTF8 encoding クライアントからのリクエストが、WAF ルール実行前に UTF-8 であることの検証。
Error anomaly score エラー異常評価スコアの設定。このエラー重要度を使用するルールは、この値を利用してスコアの加算をします。
High risk countries クライアントの IP アドレスに基づき、高リスク国からのリクエストはブロックします。
HTTP violation threshold HTTP 違反しきい値の設定。HTTP 違反をトリガーするルールがしきい値を超えた場合には、アクションが実行されます。
Inbound anomaly threshold インバウントリクエストの異常しきい値の設定。個々のカテゴリスコアの合計がしきい値を超えた場合には、アクションが実行されます。
LFI threshold LFI しきい値設定。ローカル・ファイル・インクルージョン (LFI) ルールがしきい値を超えた場合には、アクションが実行されます。
Maximum file size (bytes) リクエストにおける MIME ボディの最大サイズ。
Maximum argument count クエリ文字列とリクエストボディ内のパラメーターの最大数。
Notice anomaly score 通知異常評価スコアの設定。通知の重要度を使用するルールは、この値を利用してスコアの加算をします。
Paranoia level Paranoia レベルは1 - 4の範囲で設定可能で、デフォルトで含まれるルール数が決まります。レベルが高いほどセキュリティが高まりますが、誤検知が多く発生する可能性があります。
PHP injection threshold PHP インジェクションスコアのしきい値の設定。PHP 違反に関するルールがしきい値を超えた場合には、アクションが実行されます。
RCE threshold RCE インジェクションスコアのしきい値設定。リモートコード実行 (RCE) 違反に関するルールがしきい値を超えた場合には、アクションが実行されます。
Restricted extensions クライアントリクエストにおいて、ファイル拡張子を制限します。
Restricted headers クライアントリクエストにおいて、HTTP ヘッダーを制限します。
RFI threshold RFI 違反のしきい値設定。リモート・ファイル・インクルージョン (RFI) 違反に関するルールがしきい値を超えた場合には、アクションが実行されます。
Session fixation threshold セッション固定攻撃のしきい値設定。セッション固定攻撃違反に関するルールがしきい値を超えた場合には、アクションが実行されます。
SQLi threshold SQLi しきい値設定。SQL インジェクション攻撃違反に関するルールがしきい値を超えた場合には、アクションが実行されます。
Total parameter length クエリ文字列とリクエストボディにパスされる全パラメーターの最大長。
Warning anomaly score 警告異常評価スコアの設定。警告の重要度を使用するルールは、この値を利用してスコアの加算をします。
XSS threshold XSS しきい値設定。クロスサイトスクリプティング (XSS) 攻撃違反に関するルールがしきい値を超えた場合には、アクションが実行されます。

WAF 統計情報

WAF 統計グラフは Stats ページに表示されます。このグラフでは、選択したサービスに対して 3 つの要素を表示します : WAF ルールに基づきブロックされたリクエスト、ルールに該当したためログされ、オリジンサーバーに送られたリクエスト、ルールに該当せずにオリジンサーバーに送られたリクエスト。

WAF の過去の統計

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