リソース制限

このガイドでは、Fastly のリソース制限について詳しく説明し、制限を超えた場合の影響をまとめています。

キャッシュ制限

ご利用のアカウントのキャッシュ制限は、Fastly アカウントを作成したお客様になった時期によって異なります。

2020年6月17日以降に作成されたアカウント

2020年6月17日以降にアカウントを作成した場合、以下のキャッシュ制限が適用されます。

項目 制限 影響
キャッシュファイルのサイズ (セグメントキャッシュを有効にする場合) 無制限 なし
キャッシュファイルのサイズ (セグメントキャッシュを有効にしない場合) 20 MB ファイルをキャッシュする際、この制限を超えると、503 Response object too largeのエラーが発生します。

2020年6月17日以前に作成されたアカウント

2020年6月17日以前にアカウントを作成した場合、以下のキャッシュ制限が適用されます。

項目 制限 影響
キャッシュファイルのサイズ (セグメントキャッシュを有効にする場合) 無制限 なし
キャッシュファイルのサイズ(ストリーミングミスを有効にして、 セグメントキャッシュを有効にしない場合) 5 GB ファイルをキャッシュする際、この制限を超えると、セグメントキャッシュを有効にしない限り、503 Response object too largeのエラーが発生します。
キャッシュファイルのサイズ(ストリーミングミスセグメントキャッシュを有効にしない場合) 2 GB ファイルをキャッシュする際、この制限を超えると、セグメントキャッシュを有効にしない限り、503 Response object too largeのエラーが発生します。

レートと時間制限

項目 制限 影響
API レート制限 1時間あたり1000件のリクエスト この制限を超えると、Too many requests エラーが発生します。この制限は、リクエストを行った認証ユーザーに適用されます。詳細については、API レート制限を参照してください。
TLS コネクションの制限 10分 この制限を超えると、502 gateway timeout エラーが発生します。

リクエストとレスポンスの制限

項目 制限 影響
URL のサイズ 8 KB 制限を超えると、 414 URI Too Longエラーが発生します。
Cookie のサイズ 32 KB 制限を超えると、Fastly は cookie を取り除き、req.http.Fastly-Cookie-Overflow = "1" を設定します。
ターピットの最大レスポンスのサイズ 4 KB 制限を超えてもエラーにはなりません。ターピットは制限を超えるレスポンスには適用されません。
リクエストヘッダーのサイズ 69 KB 制限を超えると、場合によって Fastly はクライアントの接続を突然終了したり、クライアントがボディに 502 Gateway Error を含む I/O error レスポンスを受信したり、ボディに 503 Service Unavailable エラーを含む Header overflow レスポンスを受信したりします。
レスポンスヘッダーのサイズ 69 KB 限界を超えると、503 backend read error が発生します。詳細については、共通 503 エラーを参照してください。
リクエストヘッダーの数 96 制限を超えると、Header overflow エラーが発生します。この制限のごく一部は、Fastly 内での使用のために確保されており、実際の制限は85に近いものとなっています。
レスポンスヘッダーの数 96 制限を超えると、Header overflow エラーが発生します。この制限のごく一部は、Fastly 内での使用のために確保されており、実際の制限は85に近いものとなっています。
req.body サイズ 8 KB 制限を超えると、req.body 変数が空になります。リクエストボディのペイロードは、8 KB 以下のペイロードに対してのみreq.bodyで利用可能です。 req.postbodyreq.body のエイリアスです。
サロゲートキーのサイズ 1 KB 制限を超えると、「Surrogate key too long, must be less than 1024 bytes (サロゲートキーが長すぎます。1024バイト以下である必要があります)」というパージ API エラーが発生します。上限を超えたキーは、切り捨てられるのではなく、ドロップされます。
サロゲートキーヘッダーのサイズ 16 KB 制限を超えてもエラーにはならず、制限を超えたキー以降のキーはドロップされます。

サービス、ドメイン、オリジン制限

項目 制限 影響
アカウントごとのサービス合計 10 この制限を超えると、Exceeding max_total_services エラーが発生します。この制限の引き上げについては、support@fastly.com にご相談ください。
サービスごとのオリジン数 5 この制限を超えると、Exceeding max_backends エラーが発生します。この制限の引き上げについては、support@fastly.com にご相談ください。
サービスごとのドメイン数 20 この制限を超えると、Exceeding max number of domains エラーが発生します。この制限の引き上げについては、support@fastly.com にご相談ください。
サービスごとの接続数 200 この制限を超えると、Error 503 backend.max_conn reached エラーが発生します。バックエンド接続の設定を更新して、1つの Fastly キャッシュサーバーが特定のオリジンサーバーに行う接続を制限することで、この制限を1000まで増やすことができます。

VCL と設定の制限事項

項目 制限 影響
カスタム VCL のファイルサイズ 1 MB 制限を超えると、 Content too longエラーが発生します。
最大 VCL ファイルサイズ 3 MB 制限を超えると、 VCL is too longエラーが発生します。
Varnish の再起動制限 3回のリスタート 制限を超えると、Service Unavailable エラーが発生します。この制限は、無限ループを防ぐために存在します。
ACL コンテナエントリー数 1000 制限を超えると、 Exceeding max ACL entriesエラーが発生します。この制限の引き上げについては、support@fastly.com にご相談ください。
ディクショナリアイテム数 1000 制限を超えると、 Exceeding max dictionary itemsエラーが発生します。この制限の引き上げについては、support@fastly.com にご相談ください。
ディクショナリアイテムキーの長さ 256文字 制限を超えると、Item key is too long エラーが発生します。
ディクショナリアイテムの値の長さ 8000文字 制限を超えると、Item value cannot be greater than エラーが発生します。
シンセティックレスポンスの文字数 文字数制限なし シンセティックレスポンスには文字数の制限はありませんが、大きなレスポンスを行うと、カスタム VCL のファイルサイズ制限のエラーが発生する場合があります。
Vary オブジェクト数 ソフト50、ハード70 ソフト制限を超えてもエラーにはなりません。最も古いバリアントが、新しいバリアントによって置き換えられます。バックエンドからのアクティブなフェッチは、70個のバリアントに制限されています。このハード制限を超えると、Too many variants レスポンスが発生します。フェッチが完了すると、ソフト制限に達するまでオブジェクトが削除されます。
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