レート制限について

レート制限は、Fastly のネットワークを経由してオリジンに流れるトラフィックの量をコントロールする方法です。 レート制限が必要になる可能性としては、悪用ボットの阻止、DDoS攻撃の緩和、アクティビティタイプの測定と計量化、トラフィックの急増を防ぐウェイティングルームなどのキューイングソリューションを作成する必要がある場合などが挙げられます。

注意

このページでは、エッジレート制限プロダクトのメインダッシュボードを使用する際に役立つ、基本的な情報について説明します。Edge Rate Limiting は、大量のトラフィックに対するより高速なレスポンスが必要なユースケース向けに設計されています (DDoS 攻撃の軽減など) 。 高度なレート制限や Fastly Next-Gen WAF で使用するための詳細については、高度なレート制限ルールに関するドキュメントを参照してください。

エッジレート制限ページについて

エッジレート制限ページには、サービスを通して有効になっているすべてのレート制限ポリシーの概要が表示されます。各サマリーには、以下の詳細が含まれます。

  • Service: サービスの名称
  • Policy name: レート制限ポリシーの名称
  • Requests per second: レート制限ポリシーが適用される前に、検出ウインドウに設定された時間内にカウントされる1秒あたりの最大リクエスト数
  • Detection window: レート制限ウィンドウの期間
  • Action: レート制限を超えた際に実行されるアクション (Block または Log only)

セキュリティープロダクトに関する追記

Fastly が提供するセキュリティサービスも含め、WAF 製品や DDoS 対策サービスなどのいかなるセキュリティソリューションも、起こり得るすべての攻撃や脅威を検知または防止するものではありません。サブスクライバーとして、すべての Web アプリケーションとオリジンに対して適切なセキュリティコントロールを確保する必要があります。Fastly のセキュリティ製品を使用する場合も、この義務は免除されません。Fastly のサービスをご利用のお客様は、サービスを本番環境にデプロイする前に、可能な限り Fastly のセキュリティサービスの有効性をテストおよび検証し、パフォーマンスを継続的にモニタリングしながら Web アプリケーション、オリジンサービス、および Fastly サービスのその他のコンポーネントの設定における変更に応じて、サービスを適切に調整する必要があります。

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