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Origins ページについて
最終更新日 2025-01-15
Origins ページからは、Origin Inspector ダッシュボードにアクセスできます。ここではオリジンサーバーから Fastly に配信されるレスポンスのリアルタイムデータと履歴データを可視化できます。Origins ページにアクセスするには、Observability > Origins に移動します。
設定前の注意点
Origin Inspector はデフォルトで無効になっています。スーパーユーザーのロールを割り当てられているユーザーは、コントロールパネルの Origins ページまたは Trials ページのいずれかから、30日間のトライアルを直接有効にすることができます。トライアル期間の終了後、ご利用のアカウント向けに Origin Inspector を購入したい場合は japan@fastly.com にお問い合わせください。その後、スーパーユーザーまたはエンジニアがサービスを有効化することでご利用いただけます。また、それに伴い毎月の請求金額も変更されます。
コントロールパネルにアクセスする方法を理解してから、各ページを確認してください。Origin Inspector の有効化と無効化
注意
ご購入後、API 経由でこのプロダクトを有効または無効にする場合は、開発者向けドキュメントを参照してください。
Origin Inspector の有効化
サービスの Origin Inspector を有効にするには、以下の手順に従ってください。
- Fastly コントロールパネルにログインします。
- Observability > Origins に移動します。
- Monitor origin responses のスイッチをクリックして
ON
の位置にし、サービスで Origin Inspector を有効にします。
有効にすると、アカウントのすべてのユーザーが、オリジンに関するリアルタイムのメトリクスと履歴統計のメトリクスをすぐに表示できるようになります。履歴メトリクスは通常、各分の終了から2分後に表示されるようになりますが、表示には最大15分かかる場合があります。
Origin Inspector の無効化
サービスの Origin Inspector を無効にするには、以下の手順に従ってください。
- Fastly コントロールパネルにログインします。
- Observability > Origins に移動します。
- Monitor origin responses のスイッチをクリックして
OFF
にし、サービスの Origin Inspector を無効にします。
Origin Inspector ダッシュボードについて
アカウントで Origin Inspector を有効にし、All origins を Origin メニューから選択すると、Origin Inspector のダッシュボードに以下のメトリクスが表示されます。
- Responses by Origin: 各オリジンが処理したレスポンス数。
- Response body bytes by Origin: 各オリジンから返されたレスポンスボディのバイト数。
- Response header bytes by Origin: 各オリジンから返されたレスポンスヘッダーのバイト数。
- Status 2xx by Origin: 各オリジンから返された 2xx タイプ (成功) HTTP レスポンスステータスコードの数。
- Status 3xx by Origin: 各オリジンサーバーから返された 3xx タイプ (リダイレクト) HTTP レスポンスステータスコードの数。
- Status 4xx by Origin: 各オリジンから返された 4xx タイプ (クライアントエラー) HTTP レスポンスステータスコードの数。
- Status 5xx by Origin: 各オリジンから返された 5xx タイプ (サーバーエラー) HTTP レスポンスステータスコードの数。
- Origin Latency: オリジンのレイテンシ時間の分布を示すヒストグラム。このデータからは、オリジンの Fastly への応答速度が確認できます。このメトリクスは、Origin メニューが特定のオリジンに設定されている場合にのみ Origin Inspector ダッシュボードに表示されます。
1つのドメインを Origin メニューから選択すると、Origin Inspector ダッシュボードには以下のメトリクスが表示されます。
- Total Responses: オリジンサーバーから返されたレスポンス数。
- Origin Bandwidth: オリジンからのデータ転送量の合計。
- Status Response Codes: オリジンのステータスレスポンスコードの数の分布。
- Origin Latency: オリジンのレイテンシ時間の分布。Fastly にレスポンスを返す時のオリジンの速度を示します。
- Status 5xx Details: オリジンの異なる 5xx (サーバーエラー) ステータスレスポンスコードの分布。
- Status 4xx Details: オリジンの異なる 4xx (クライアントエラー) ステータスレスポンスコードの分布。
- Status 3xx Details: オリジンサーバーの異なる 3xx (リダイレクト) ステータスレスポンスコードの分布。
- Status 2xx Details: オリジンの異なる 2xx (成功) ステータスレスポンスコードの分布。
次のステップ
サービスの設定を開始する前に、コントロールパネルの機能のすべての領域について詳細をご確認ください。翻訳についての注意事項
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