Stats ページについて

Stats ページでは、サービスのリアルタイム分析情報とキャッシュの統計履歴を確認することができます。

以下へのアクセスが可能です。

Stats のリンクは、適切なアクセス権限 を持つログインユーザーには自動的に表示されます。

リアルタイム統計の表示

Real-time stats ページでは情報が1秒ごとに更新され、サービスごとのキャッシュ状況をリアルタイムで確認することができます。

有意義なリアルタイム情報を表示するための十分なトラフィックが発生していない場合、ユーザーによってはページ上のデータがグレーアウトもしくは空白状態で、コントロールパネルにデータが表示されないこと場合があります。またサービスを作成したばかりの場合、「表示するデータがありません」というメッセージが表示されることがあります。

すべてのデータセンターから1秒ごとのサービスのリアルタイムキャッシュアクティビティを取得します

ダッシュボードのメニューから、データを表示したいデータセンターを選択することができます (デフォルトではすべてのデータセンターが表示されます)。またダッシュボード上部には、以下のようなリアルタイムのキャッシュ情報が表示されます。

  • Requests: 秒間に Fastly が受け取るサイトへのリクエストの数。
  • Hits: リクエストされたデータがキャッシュ内で見つかり、オリジンサーバーへのフェッチを必要としなかった回数。
  • Misses: リクエストされたデータがキャッシュで見つからず、オリジンサーバーにリクエストしなければならなかった回数。
  • Hit Ratio: アクセスされているコンテンツのうち、現在 Fastly によってキャッシュされているものの割合。これは、Fastly ではキャッシュヒット率 としても知られています。キャッシュヒット率を計算する方法は数多くありますが、Fastly ではキャッシュ可能な全コンテンツ (ヒット数 + ミス数) に対するキャッシュヒット (ヒット数) の割合と定義しています。オリジンシールドを有効にすると、ヒット率が不正確になることがあります。
  • Errors: Fastly がサイトへのリクエストを受信する際に発生する 1 秒あたりのエラーレスポンスの数。
  • Hit Time: キャッシュヒットの処理にかかる平均時間 (ミリ秒単位)。
  • Miss Time: キャッシュの処理にかかった時間 (ミリ秒) の平均値。

上述のリアルタイムのキャッシュ情報に続いて、下記のようなグラフが表示されます。

ダッシュボードの個別のグラフ

グラフにはそれぞれ以下のような情報が表示されます。

  • Global POP Traffic: サービスへのトラフィックが経由した世界中の POP を表示するヒートマップ。
  • Requests: 対象のサービスで Fastly が受信したリクエストの経時的総数を示すグラフ。
  • Errors: エラーリクエストの経時的総数を示すグラフ。
  • Hit Ratio: キャッシュ対象のコンテンツの Fastly の経時的キャッシュヒット率で示すグラフ。
  • Bandwidth: 対象のサービスにおける Fastly から利用者への送信帯域の情報を示すグラフ。
  • Image Optimizer: Fastly イメージオプティマイザー機能が有効な場合、イメージオプティマイザーから送信されたレスポンスの経時的総数を表示するグラフ。
  • Image Optimizer (Videos): Fastly イメージオプティマイザー機能が有効な場合、イメージオプティマイザーから送信されたビデオのレスポンスの経時的総数を表示するグラフ。
  • Image Optimizer (Video Frames): Fastly イメージオプティマイザー機能が有効な場合、イメージオプティマイザーから送信されたビデオフレームのレスポンスの経時的総数を表示するグラフ。ビデオフレームとは、動画を構成する一連の画像の個々の画像です。
  • Logs: Fastly からエンドポイントに送信されたログ数を示すグラフ。
  • Log Bandwidth: Fastly からエンドポイントに送信されたログの総帯域幅を表示するグラフ。
  • Origin Latency: キャッシュミスやパスの際、最初のバイトが到着するまでの平均時間 (ミリ秒単位) を表示するヒストグラム。オリジンレイテンシが高いということは、バックエンドがリクエストを処理するのに時間がかかっていることを意味します。

これらのグラフに表示されているリアルタイムの計測データは、画面から消えてから1分後には、Historic stats ページ で検索できるようになります。ただし次のような場合、トラフィックが即座に表示されない場合があります。

  • データを表示するのに十分なトラフィックが発生していない。 この場合は、自らサイトを訪問してトラフィックを発生させてください。
  • CNAME 変更直後である。 変更が DNS サーバーに反映するのに、数分から数時間かかることがあります。詳細については、 DNS レコード を Fastly を経由するように変更する方法をご覧ください。

キャッシュ状況がリアルタイムで表示されるようになると、統計グラフ との連動も可能になります。

Historic Stats を表示

Historic Stats ページでは、選択された Fastly サービスの Stats API を視覚化することができます。また、All services をクリックすると、Fastly のすべてのサービスに集約された過去のメトリクスを表示できます。このグラフは、サイトの統計情報から得られたメトリクスを表示するものです。またサービスを作成したばかりの場合、「表示するデータがありません」というメッセージが表示されることがあります。

表示されるキャッシングやパフォーマンスに関するメトリクスは、Web サイトのスピードを最適化するために有用な情報です。これらのメトリクスには、次のようなものが含まれます。

  • Hit Ratio のメトリクスでは、Fastly 上でコンテンツがうまくキャッシュされているかを示します。このメトリクスは、すべてのキャッシュ可能なコンテンツ (ヒット数 + ミス数) に対するキャッシュヒット (ヒット数) の割合を表しています。ヒット率を上げることで、Fastly による全体的なパフォーマンスをさらに改善することができます。
  • Cache Coverage のメトリクスでは、Fastly によってキャッシュされているコンテンツの割合を示します。このメトリクスは、キャッシュ可能なリクエスト数 (つまり「パス」しないリクエスト) と合計リクエスト数の比率を表します。パス対象のコンテンツの割合を減らし、キャッシュカバー率を向上させることで、サイトのパフォーマンスが向上し、オリジンサーバーの負荷をより軽減することができます。
  • Caching Overview のメトリクスでは、VCL エッジレスポンスでのキャッシュヒット、キャッシュミス、シンセティックレスポンス、そしてパス (または設定によってキャッシュできないリクエスト) といった指標を比較することができます。

トラフィックのメトリクスでは、Web サイトのトラフィックが時間の経過と共にどのように変化したかを分析することができます。これらのメトリクスには、次のようなものが含まれます。

  • Requests のメトリクスでは、対象のサイトに対して Fastly が受け取ったリクエストの経時的総数が表示されます。
  • Bytes Transferred のメトリクスでは、対象のサービスに対して Fastly が配信したバイト数の合計を表示します。
  • Header & Body Bytes Transferred のメトリクスでは、 配信した HTTP リクエストのボディ部分とヘッダー部分のバイトが相対的に表示されます。
  • Miss Latency に関するメトリクスでは、キャッシュミス時のレイテンシの配分を表示します。
  • Error Ratio のメトリクスは、サイトの総リクエスト数に対するエラーレスポンス (4xx および 5XX のステータスコードエラー) の比率を示します。このメトリクスでは、エラーレスポンスのタイプをフィルタリングし、指定した時刻内に発生したエラーのスパイクを素早く特定できます。
  • HTTP Info, Success, & Redirects のメトリクスでは、Fastly が配信したHTTP Info (1XX)、Success (2XX)、そして Redirect (3XX) のステータスの数を表示します。
  • Status 3XX Details のメトリクスでは、配信した HTTP 301、302、304、そしてその他の 3XX ステータスのリクエスト数の内訳を表示します。
  • HTTP Client and Server Errors のメトリクスでは、配信した HTTP のクライアントエラー (4XX) とサーバーエラー (5XX) ステータスの数を表示します。
  • Logs のメトリクスは、Fastly からエンドポイントに送信されたログの数を示します。
  • Log Bandwidth のメトリクスは、Fastly からエンドポイントに送信されたログの総帯域幅サイズを示します。
  • イメージオプティマイザー機能が有効な場合、Image Optimization Requests のメトリクスは、Fastly イメージオプティマイザーから送信されたレスポンスの数を示します。

キャッシングやパフォーマンスのメトリクスが表示されるようになると、Stats グラフと連動させることも可能になります。

Stats グラフの活用

Real-time Stats と Historical Stats グラフで以下の操作が可能となります。

リアルタイム統計のタイムスタンプインジケーターの表示

グラフにカーソルを置くと、マウスの動きに合わせて更新されるタイムスタンプインジケーターが表示されます。

グラフのタイムスタンプのホバーアニメーション

平均値の非表示と表示

グラフによって、データの平均値を示す破線が表示されます。平均線を非表示にするには、Mean のチェックボックスを解除します。

平均グラフ線

グラフ表示の拡大 縮小

グラフの右端にある4つの矢印が書かれたボタンをクリックすると、グラフの一部を拡大したり縮小、または特別な表示機能を利用することができます。特別な表示機能には、以下が含まれます。

  • Global POP Traffic のヒートマップではグラフの拡大のほか、POP が現在処理している1秒ごとのリクエスト、リクエストのエラー率、POP の帯域情報など、各 POP でのトラフィック状況を継続的に更新して表示します。
  • Requests、Errors、Hit Ratio のグラフは、グラフの拡大のほか、もともと大きく表示されている Bandwidth と Origin Latency グラフと並んで同様に拡大して表示されます。
  • Origin Latency グラフの右上にある歯車のアイコンによって、グラフに表示される間隔の制限をデフォルトの15秒間隔からより短い時間に変更することができます。

スムーズスクロールの無効化

Real-time グラフは継続的に更新されます。ただし、グラフを長時間開いたままにすると、CPU 使用率が高くなることがあります。パフォーマンスを向上させるために、Smooth scrolling のチェックボックスを解除することができます。ただし、このチェックボックスの選択を解除すると、グラフのアニメーションはスムーズに行われません。

サービスバージョンのアクティブ化の表示

サービスバージョンの有効化は、グラフ上に縦のラインとして表示されます。線にマウスオーバーすると、サービスのバージョン番号と有効化のタイムスタンプが表示されます。

統計のホバーによるバージョン起動インジケーター

統計履歴データの表示日を変更する

統計履歴の表示方法は変更可能です。表示されているすべてのグラフについて、以下の内容を変更することができます。

  • グラフが表示する正確なデータの期間 (ローカル日時)
  • 表示されているデータのサンプリング頻度
  • 全世界または特定の地域のデータをグラフで表示
  • 統計値の表示方法

過去のグラフに表示する統計値の変更

過去のグラフに表示される統計値は、Average (平均値)、95th Percentile (95パーセンタイル)、Minimum (最小値)、Maximum (最大値)、Total (合計値) のいずれかに変更できます。Average に設定すると、グラフには平均値 (中間値) が破線で表示されます。

すべての過去のグラフに表示される統計情報を変更するには、以下のように右上の Display メニューをクリックします。

すべてのグラフに表示される統計情報の種類を Display メニューで変更

それぞれのグラフの統計情報の表示を変更するには、以下のようにグラフ名の下にあるメニューをクリックします。

1つのグラフに表示する統計情報の種類を制御する

また、一部のグラフでは、特定のデータを完全に除外することもできます。例えば、Status 3xx Details グラフでは、特定の 3XX エラー (301、302など) の横にある ShowHide、または色のアイコンをクリックすると、それぞれのエラータイプを表示または非表示にすることができます。

ヒット数を非表示にした概要に関するグラフをリクエスト

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