TLS ダッシュボードについて

TLS ダッシュボードには、Fastly マネージド TLS 証明書とセルフマネージド TLS 証明書のステータスに関する大まかな概要が表示されます。 証明書に関するあらゆる問題を警告し、それらの警告に対して取るべきアクションを要約します。

TLS ダッシュボードの表示

最初に Fastly マネージド証明書またはセルフマネージド証明書を設定した後、TLS ダッシュボードにアクセスできます。

TLS ダッシュボードを表示するには、以下の手順に従ってください。

1. Fastly コントロールパネルにログインします。
2. Security > TLS management > Dashboard に移動します。

TLS 証明書ダッシュボードについて

TLS 証明書ダッシュボードには、ドメインを保護するために使用する証明書タイプに応じて、Fastly マネージド証明書サブスクリプションまたはセルフマネージド TLS 証明書のステータスの概要が表示されます。

サブスクリプションの概要には、以下の数が表示されます。

• Fastly が更新できず、トラフィックを保護できなくなった証明書サブスクリプションの数。更新に失敗した特定の証明書については TLS 証明書アラートを参照し、指示に従って再試行してください。
• Fastly が現在、再認証と更新を試みている証明書の数。
• ドメイン認証処理中の証明書の数。
• 有効な証明書の数。

Fastly マネージド証明書の有効期限と更新の詳細については、証明書の管理と更新を参照してください。

セルフマネージド証明書の概要には、以下の数が表示されます。

• 有効期限が切れている管理証明書の数。有効期限が切れた特定の証明書については、TLS 証明書アラートを参照してください。
• 有効期限が近づいている管理証明書の数。
• 有効な証明書の数。

セルフマネージド証明書の有効期限と更新の詳細については、証明書の有効期限を参照してください。

TLS alerts について

TLS アラートセクションは、証明書にエラーがある場合に必ず表示されます。有効期限が切れているか、更新に失敗したすべての証明書の表が表示され、それらの証明書に関する以下の具体的な詳細が含まれます。

• Status: アラートのある証明書のステータス。
• Certificate name: 証明書の名称。
• Expiration/Renewal Date: 証明書の有効期限が切れた時刻の UTC タイムスタンプ。
• Domains: 有効期限切れの証明書に関連付けられており、保護されたトラフィックを提供しなくなっている可能性があるドメインのリスト。
• Alert description: 証明書のエラーの説明。リンクされたテキストをクリックして、エラーを解決するための手順を実行します。

デフォルトでは、すべての証明書アラートがこのセクションに表示されます。Filter メニューからフィルターを選択するか、検索フィールドを使用して、ドメイン別に特定のアラートを見つけることで、表示結果を制限することができます。

クリーンアップタスクについて

クリーンアップタスクのセクションには、サービスに追加された証明書とキーに基づいて推奨されるアクションが記載されています。このセクションは、未使用の証明書または一致する証明書がない秘密鍵がある場合に表示されます。

Unused certificates セクションを展開すると、証明書の有効期限や証明書に関連付けられているドメインなど、未使用の証明書の詳細が表示されます。未使用の証明書は安全に削除できます。未使用の証明書を削除するには、以下の手順に従ってください。

1. 削除したい未使用の証明書が表示されている行に移動します。
2. Delete をクリックします。確認ウィンドウが表示されます。
3. Delete Certificate をクリックします。未使用の証明書は削除され、リストに表示されなくなります。

Unmatched private keys セクションを展開すると、一致する証明書がアップロードされていない秘密鍵の詳細が表示されます。一致する証明書をアップロードするか、またはキーを安全に削除します。一致しない秘密鍵を削除するには、以下の手順に従ってください。

1. 削除したい未使用の証明書が表示されている行に移動します。
2. Delete をクリックします。確認ウィンドウが表示されます。
3. Delete Certificate をクリックします。一致する証明書がない秘密鍵は削除され、リストに表示されなくなります。