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キャッシュを一時的に無効にする
最終更新日 2018-08-09
キャッシュは、以下のレベルで無効にすることができます。
- 個別の URL レベル
- ブラウザレベル
- サイトレベル
個々の URL レベルでのキャッシュの無効化
個々の URL レベルでキャッシュを無効にする場合
- 常に Pass を強制するリクエスト設定を作成します。
- リクエスト設定に、特定の URL を参照する条件を追加します。
- この設定を有効化するため、新しいバージョンのサービスを有効にします。
ブラウザレベルでのキャッシュの無効化
理論的には、すべてのブラウザが HTTP プロトコルのルールに従うはずですが、実際には、このルールに厳密に従わないブラウザもあります。以下のヘッダーの組み合わせを使うと、テストしたすべてのブラウザで、まったくキャッシュを行わないように強制できるようです。
Cache-Control: no-cache, no-store, private, must-revalidate, max-age=0, max-stale=0, post-check=0, pre-check=0Pragma: no-cacheExpires: 0
なお、IE8 では戻るボタンに関連して、おかしな挙動が見られます。Vary: *
をヘッダーに追加することでこの問題を解決できるようです。
重要
コンテンツを Fastly でキャッシュし、ブラウザではキャッシュされないようにしたい場合は、オリジンサーバーにこれらのヘッダーを追加しないでください。代わりに、これらを Content ページで新しい Header として追加し、Type を Response に設定します。
サイトレベルでのキャッシュの無効化
サイトレベルでキャッシュを無効にするには、VCLスニペットを作成して、サービスにすべてのリクエストを渡すようにします。
- Fastly コントロールパネルにログインします。
- Home ページから、適切なサービスを選択します。検索ボックスで ID、名称、ドメインによる検索が行えます。
- Edit configuration をクリックし、アクティブなバージョンをクローンするオプションを選択します。
VCL Snippets をクリックします。
Create Snippet をクリックします。
以下の要領で、Create a VCL snippet の各フィールドに入力します。
- Name フィールドに、適切な名前 (例:
Pass All Requests
) を入力します。 - Type のセクションで within subroutine を選択します。
- Select subroutine メニューから、recv (
vcl_recv
) を選択します。 - VCL フィールドに、以下の条件を追加します。
return(pass);- Name フィールドに、適切な名前 (例:
Create をクリックしてスニペットを作成します。
- Activate をクリックして設定への変更をデプロイします。
すべての要求は、VCL の vcl_recv
から return(pass); を削除するか、このスニペットを削除するまで渡され続けます。
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