ヘルスチェック

ヘルスチェックではホストの状態をモニタリングします。Fastly は、Create a health check ページで選択した Check frequency 設定に基づいて、オリジンサーバーのヘルスチェックを行います。選択した Check frequency 設定は、Fastly POP が所定の健全性を満たしているかどうかをチェックするために、1 分間におよそ何回ヘルスチェックリクエストを行うかを指定します。1期間につき、Fastly POPごとに、およそ1回のヘルスチェックが行われます。合格したチェックは「健全」として報告されます。

ヘルスチェックの作成

  1. Fastly コントロールパネルにログインします。
  2. All services ページから、該当するサービスを選択します。検索ボックスを使用して ID、名前、またはドメインで検索することができます。
  3. Edit configuration ボタンをクリックし、アクティブなバージョンをクローンするオプションを選択します。ドメインページが表示されます。
  4. Origins をクリックします。Origins ページが表示されます。

    the Origins page

  5. Create health check ボタンをクリックします。Create a health check ページが表示されます。

    Create a health check

  6. Create a health check フィールドを以下のように記入します。
    • Name フィールドに分かりやすいヘルスチェックの名前を入力します (例 : West Coast Origin Check)。
    • Request メニューから HTTP 動詞を選択します。Request フィールドに、チェックを行う際にアクセスするパスを入力します。固有のパスを使用します。例えば、//healthcheck ではなく、/website-healthcheck.txt を使用します。
    • Host header フィールドに、リクエスト時に使用する HTTP ホストヘッダーを入力します (例 : example.com)。
    • Expected response メニューから、チェックに合格するためにオリジンサーバーが返す必要がある HTTP ステータスコードを選択します (通常は 200 OK)。
    • Check frequency セクションでは、ヘルスチェックの実行頻度を選択します。
      • Low: 各データセンターから毎分1回リクエストを行い、「健全」とみなされるには、2回に1回パスしなければならないことを意味します。
      • Medium: 各データセンターから15秒ごとに1回リクエストを行い、「健全」とみなされるには、5回のうち3回はパスしなければならないことを意味します。
      • High: 各データセンターから2秒に1回の割合でリクエストを行い、「健全」とみなされるには、10回のうち7回はパスしなければならないことを意味します。
      • Custom: お客様が指定したカスタムの頻度です。
    • Threshold & Window フィールドに、ヘルスチェックの総数に対する成功数を入力します。例えば、3/5 と指定した場合、5回のチェックのうち3回合格すれば、健全であると報告されます。
    • Initial フィールドに、デプロイでパスしている想定するリクエストの数を入力します。例えば、Threshold & Window フィールドが 3/5 に設定され、Initial フィールドが 1 に設定されている場合、バックエンドは、さらに2回のヘルスチェックに合格して必要最低限に達するまで、「不健全」とマークされます。
    • Interval & Timeout (ms) フィールドに、時間を入力します。Interval はリクエストが実行される期間を表します。Timeout はリクエストが失敗したとみなされるまでの待ち時間を表します。時間はいずれもミリ秒単位で指定します。
  7. Create ボタンをクリックします。

作成した新しいヘルスチェックがチェックリストに表示されます。

ヘルスチェックのアサイン

ヘルスチェックはそれだけでは何の役割もありませんが、オリジンサーバーの設定で特別なパラメータとして追加することができます。

  1. オリジンサーバーの名前をクリックして、既存のオリジンサーバーを編集します。Edit this host ページが表示されます。
  2. Health checks メニューから、先ほど作成したヘルスチェックを選択します。
  3. Update をクリックします。

これにより、Fastly はヘルスチェックを使用して、選択したオリジンサーバーをモニタリングします。

トラブルシューティング

Fastly は、選択されたオプションに基づいて定期的にオリジンサーバーをチェックします。特にHTTP Host ヘッダーに注意してください。よくあるミスは、ホストの設定を間違えることです。適切なホストが設定されていない場合、オリジンサーバーは301や302のリダイレクトを返し、ヘルスチェックが失敗することがあります。また Varnish は、ヘルスチェックリクエストを受信したオリジンサーバーにリクエストごとに接続を閉じるよう求めます。オリジンサーバーが接続を閉じない場合、ヘルスチェックはタイムアウトして失敗します。

オリジンサーバーがヘルスチェックにより不健全と判定された場合、Fastly はそのサーバーへのリクエスト送信を停止します。すべてのオリジンサーバーが不健全と判定されると、Fastly は、お客様が別の方法を指示しない限り、クライアントに503 エラー (サービス利用不可) を返します。オリジンサーバーが再び利用可能になるまで、代わりに失効済みコンテンツを配信するように Fastly を設定することができます。

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