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ログ行形式の変更
最終更新日 2023-09-28
Fastly のリアルタイムログストリーミング機能では、選択したログエンドポイントで配信されるログメッセージの形式を変更できます。以下の形式の中から1つ選択できます。
- Blank はデフォルトです。プリフィックスはありません。ログメッセージのみです。このフォーマットは、JSON や CSV ファイルに書き込む場合に便利です。
- Classic は、RFC 3164 に基づく従来の形式です。詳細については、Classic 形式をご覧ください。
- Loggly は RFC 5424 をベースに構造化された syslog のプリフィックスフォーマットです。
- Logplex は Heroku スタイルのプリフィックス付き syslog フォーマットです。
異なるログ行形式の使用
多くのログエンドポイントは、コントロールパネルまたは API のどちらかを使用し、デフォルト以外のメッセージ形式を使用するように変更することができます。
- コントロールパネル
- API
コントロールパネルを使用してログエンドポイントを更新するには、以下の手順に従ってください。
- Fastly コントロールパネルにログインします。
- Home ページから、適切なサービスを選択します。検索ボックスで ID、名称、ドメインによる検索が行えます。
- Edit configuration をクリックし、アクティブなバージョンをクローンするオプションを選択します。
- Logging をクリックします。
- 編集したいログエンドポイントの名前をクリックします。
- ページの下部にある Advanced options をクリックします。
- Select a log line format セクションで、ログエンドポイントのログ形式を選択します。
- Update をクリックします。
- Activate をクリックして設定への変更をデプロイします。
Classic 形式
Classic は、RFC 3164 プロトコルに基づく従来の形式です。ただし、RFC 3164 に厳密に準拠していません。グローバルネットワーク全体で同期を容易にするために、Classic では、タイムゾーンを含むタイムスタンプを規定している RFC 3339 プロトコルに基づくタイムスタンプを使用しています。一方、RFC 3164 は、タイムゾーンデータなしでローカル時間を指定しています。
以下の例では、classic ログ形式のメッセージを示しています。
<134>2016-07-04T22:37:26Z cache-sjc3128 LogTest[62959]: <your log message>
プリフィックスは、メッセージ優先度 (常に <134>
、つまり Facility=Local0, Severity=Informational
) から始まり、ログが送信された日時 (2016-07-04T22:37:26Z
)、受信したキャッシュノード (この場合、cache-sjc3128
)、ログの名前 (LogTest
)、送信プロセスの ID (62959
) と続きます。
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