ログ形式の変更

Fastlyのリアルタイムログストリーミング機能では、選択したログエンドポイントで配信されるログメッセージの形式を変更できます。以下の形式の中から1つ選択できます。

  • Blank はデフォルトです。プリフィックスはありません。ログメッセージのみです。このフォーマットは、JSON や CSV ファイルに書き込む場合に便利です。
  • Classic は、RFC 3164 に基づく従来の形式です。詳細については、Classic 形式をご覧ください。
  • LogglyRFC 5424 をベースに構造化された syslog のプリフィックスフォーマットです。
  • Logplex は Heroku スタイルのプリフィックス付き syslog フォーマットです。

異なるログ行形式の使用

多くのロギングエンドポイントは、コントロールパネルまたは API のどちらかを使用し、デフォルト以外のメッセージ形式を使用するように変更することができます。

  1. コントロールパネル
  2. API

コントロールパネルを使用して ログエンドポイントを更新するには、以下の手順に従ってください。

  1. Fastly コントロールパネルにログインします。
  2. Home ページから、適切なサービスを選択します。検索ボックスで ID、名称、ドメインによる検索が行えます。
  3. Edit configuration をクリックし、アクティブなバージョンをクローンするオプションを選択します。
  4. Logging をクリックします。
  5. 編集したいログエンドポイントの名前をクリックします。
  6. ページの下部にある Advanced options をクリックします。
  7. Select a log line format セクションで、ログエンドポイントのログ形式を選択します。
  8. Update をクリックします。
  9. Activate をクリックして設定への変更をデプロイします。

Classic 形式

Classic は、RFC 3164 プロトコルに基づく従来の形式です。ただし、RFC 3164 に厳密に準拠していません。グローバルネットワーク全体で同期を容易にするために、Classic では、タイムゾーンを含むタイムスタンプを規定している RFC 3339 プロトコルに基づくタイムスタンプを使用しています。一方、RFC 3164 は、タイムゾーンデータなしでローカル時間を指定しています。

以下の例では、classic ログ形式のメッセージを示しています。

<134>2016-07-04T22:37:26Z cache-sjc3128 LogTest[62959]: <your log message>

プリフィックスは、メッセージ優先度 (常に <134>、つまり Facility=Local0, Severity=Informational) から始まり、ログが送信された日時 (2016-07-04T22:37:26Z)、受信したキャッシュノード (この場合、cache-sjc3128)、ログの名前 (LogTest)、送信プロセスの ID (62959) と続きます。


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