ログ配置の変更

Fastly のリアルタイムログストリーミング機能によって、生成される VCL にログコールが配置される場所を指定できます。

利用可能なログ配置オプション

以下のログ配置オプションを選択できます。

  • ログエンドポイントがバージョン2のログ形式を使用しているvcl_log場合、形式のバージョンのデフォルトによってログステートメントをに置きます。ログエンドポイントがバージョン1のログ形式を使用している場合、ログステートメントを vcl_deliver に置きます。
  • waf debug (waf_debug_log) はログステートメントを に置きwaf_debug_logWAF 変数のログを可能にします。
  • Noneでも、VCL でログステートメントをレンダリングできます。カスタム VCLに手動でログステートメントを書く場合は、このオプションを使用します。

コントロールパネルを使用したログ配置の変更

コントロールパネルを使用してログエンドポイントの VCL の配置を更新するには、以下の手順に従ってください。

  1. Fastly コントロールパネルにログインします。
  2. Home ページから、適切なサービスを選択します。検索ボックスで ID、名称、ドメインでの検索が行えます。
  3. Edit configuration ボタンをクリックし、アクティブなバージョンをクローンするオプションを選択します。ドメインページが表示されます。
  4. Loggingリンクをクリックします。Logging endpoints 設定画面が表示されます。
  5. 編集するログエンドポイントの名前をクリックします。Edit this endpoint ページが表示されます。
  6. Placementセクションで、ログエンドポイントの配置を選択します。

ログ配置オプション

  1. Updateボタンをクリックします。
  2. Activate ボタンをクリックして設定変更をデプロイします。

API を使用したログ配置の変更

APIを使用してログエンドポイントの VCL の配置を更新できます。API では、生成された VCL でログ呼び出しに配置する場所を指定するplacementフィールドを提供します。次のいずれかになります。

  • 設定されていない場合に、""がデフォルトのバージョン配置を使用します。バージョン2のログ形式を使用したログエンドポイントはvcl_logに配置されます。バージョン1のログ形式を使用したログエンドポイントは、vcl_deliver に配置されます。
  • waf_debugはログステートメントをwaf_debug_logサブルーチンに置き、WAF 固有変数のログが可能になります。
  • noneでも、VCL でログステートメントをレンダリングできます。カスタム VCLに手動でログステートメントを書く場合は、このオプションを使用します。

例えば、ログ配置をnoneに更新する場合、curl コマンドは以下のようになります。

$ curl -X PUT -H 'Fastly-Key: FASTLY_API_TOKEN' -H 'Content-Type: application/json' 'https://api.fastly.com/service/<your Fastly service ID>/version/<version_id>/logging/<logging_integration>/<logging_name>' --data-binary '{"placement":"none"}'

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