サロゲートキーによるパージ
最終更新日 2022-11-09
Fastly は、キャッシュする数種類のパージを提供し、Web サイトの高速化に欠かせないパージ方法を適切に選択します。Fastly のpurge allは、キャッシュを無効化する手間が省けますが、キャッシュが再構築される間、一時的に Web サイトの読み込み時間が長くなります。週に1回以上、すべてのキャッシュをパージしている場合は、サロゲートキーを使用して、よりターゲットを絞ったパージを行うことをお勧めします。
サロゲートキーは、共通の特性を共有するコンテンツの部分に割り当てる、固有の識別子で、これを使うと、グループとしての処理を簡単に行うことができます。Surrogate-Key
のヘッダーを使用して、画像やブログ記事などのオブジェクトに、1つまたは複数のキーでタグ付けすることができます。Fastly エッジキャッシュからコンテンツを明示的に削除する必要がある場合、全コンテンツのパージをするのではなく、サロゲートキーを使用してコンテンツのグループを選択的にパージすることができます。
設定前の注意点
このガイドでは、Surrogate-Key
ヘッダー を、関連するキャッシュ可能なコンテンツにタグ付けする方法をすでに理解していると想定しています。パージの概念に慣れていない場合は、Fastly が提供する パージの基本 ガイドをご確認することをお勧めします。
サロゲートキーでオブジェクトをパージする
Fastly コントロールパネルを使用することで、キーを介してオブジェクトをパージすることができます:
- Fastly コントロールパネルにログインします。
- Home ページから、適切なサービスを選択します。検索ボックスで ID、名称、ドメインによる検索が行えます。
- Purge メニューから Purge key を選択します。Purge key の設定画面が表示されます。
- Keys フィールドに、1つまたは複数のサロゲートキーを入力します。キーを複数入力する際は、スペースで区切って下さい。
- Soft purge チェックボックスをチェックすると、キャッシュされたコンテンツを削除するのではなく、期限切れとしてマークすることができます。
- Purge ボタンをクリックします。
また、Purge API を使用して、キーからオブジェクトをパージすることもできます。
次の内容
URL によるパージや全コンテンツのパージなど、Fastly で利用可能な他のパージ方法をご覧ください。
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