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ソフトパージ
最終更新日 2021-12-17
Fastly のソフトパージ機能を使用することで、古くなった (失効済み) コンテンツとしてマークすることができます失効済みオブジェクトは、Fastly がオリジンから新しいバージョンを取得する間、特定の状況で引き続きを使用できます。これはハードパージによって無効化されたオブジェクトが、直ちに利用できなくなるのとは異なります。ソフトパージでは、URL やサロゲートキーを使用してパージすることができます。
ソフトパージを使用する前に、再検証中に失効済みオブジェクトが一時的にキャッシュに保持されることを確認するため、以下のいずれかのメソッドを実装することをお勧めします。
- オリジンサーバーの関連するコンテンツに
ETag
またはLast-Modified
のヘッダーを設定します。 - 失効済みコンテンツを提供しながら、バックグラウンドでオリジンから最新バージョンのオブジェクトを取得するように
stale_while_revalidate
を設定します。この再検証方法を選択した場合は、stale_if_error
も同時に設定する必要があります。
ソフトパージを実装するには、単一の URL またはキーベースのパージに Fastly-Soft-Purge
リクエストヘッダー (Fastly-Soft-Purge: 1
など) を追加します。
ソフトパージで www.example.com
の URL をパージするには、以下のコマンドを使用します。
$ curl -X PURGE -H "Fastly-Soft-Purge:1" http://www.example.com
ソフトパージでサロゲートキーを使用してパージするには、以下のコマンドを使用します。
$ curl -X POST -H 'Fastly-Soft-Purge:1' -H 'Fastly-Key: YOUR_FASTLY_TOKEN' -H 'Accept: application/json' https://api.fastly.com/service/<SID>/purge/<S-Key>
ヒント
Purge all リクエストをソフトパージとして実行することはできず、サービスに関連付けられたすべてのキャッシュ済みコンテンツが即時に無効化されます。すべてのキャッシュ済みコンテンツをソフトパージするには、すべてのオブジェクトに一定のサロゲートキータグ (all
など) を適用することを検討してください。
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