監査ログによるアカウントアクティビティのモニタリング

監査ログはお客様のアカウント、ユーザーおよびサービスに関連するイベントを追跡します。監査ログを利用して、誰がどのような変更を行ったかを確認することができます。例えば、監査ログを使って以下を確認することができます。

  • API トークンが作成された日時
  • コントロールパネルを介してお客様のアカウントにログインしたユーザー
  • サービス設定に対して行われた変更の種類
  • ユーザーがアカウントセキュリティ設定を変更した日時

コントロールパネルと Fastly API を使用して監査ログを確認することができます。

ヒント

サービス関連のイベントをモニタリングする方法については、イベントログに関するガイドをご覧ください。Fastly を通過するデータのモニタリングについては、Fastly のリアルタイムログストリーミング機能に関するガイドをご覧ください。

コントロールパネル経由で監査ログにアクセスする

監査ログを表示するには、スーパーユーザーのロールを割り当てられる必要があります。 監査ログイベントは、コントロールパネルで直接、イベントタイプ、トークン ID、サービス ID、ユーザー ID、日付でフィルタリングできます。

アカウントの監査ログにアクセスするには、以下の手順に従ってください。

  1. Fastly コントロールパネルにログインし、アカウントメニューから Account を選択します。アカウント情報が表示されます。
  2. Audit log をクリックします。

    Audit log の例

注意

2021年6月22日現在、監査ログデータの保持期間は1年 (365日) です。

API 経由で監査ログにアクセスする

/events API エンドポイントを使用して、アカウントの監査ログを取得できます。 例えば、ターミナルアプリケーションで以下のような API コールを行い、最近の監査ログイベントをすべてフィルターして表示することができます。

$ curl -g -H "Fastly-Key: FASTLY_API_TOKEN" "https://api.fastly.com/events?filter[customer_id]=x4xCwxxJxGCx123Rx5xTx&page[number]=1&page[size]=1"

以下のようなレスポンスが返されます。

1{
2 "data": [
3 {
4 "attributes": {
5 "admin": false,
6 "created_at": "2016-06-06T20:05:10Z",
7 "customer_id": "x4xCwxxJxGCx123Rx5xTx",
8 "description": "Version 2 was activated",
9 "event_type": "version.activate",
10 "ip": "127.0.0.0",
11 "metadata": {
12 "version_number": 2
13 },
14 "service_id": "SU1Z0isxPaozGVKXdv0eY",
15 "user_id": "x9KzsrACXZv8tPwlEDsKb6"
16 },
17 "id": "5IH1QmNSV1Qi7jXc4oIZlZc",
18 "type": "event"
19 }
20 ],
21 "links": {
22 "last": "https://api.fastly.com/events?filter[customer_id]=x4xCwxxJxGCx123Rx5xTx&page[number]=1&page[size]=1"
23 }
24}

詳細については API ドキュメントをご覧ください。


翻訳についての注意事項
このガイドは役に立ちましたか?

このフォームを使用して機密性の高い情報を送信しないでください。サポートが必要な場合は、サポートチームまでご連絡ください。このフォームは reCAPTCHA によって保護されており、Google のプライバシーポリシー利用規約が適用されます。