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冗長オリジンサーバーの設定
最終更新日 2018-10-02
メインのオリジンサーバーが利用できなくなった場合に別のオリジンサーバーをバックアップとして利用できるよう、2つのオリジンサーバーを設定したい場合があります。これは、コントロールパネルを介して、またはカスタム VCL を使用して行うことができます。
注意
各 Fastly サービスに対して、最大5つのオリジンサーバーを設定することができます。アカウントでサービスごとに6つ以上のオリジンサーバーを有効にする場合は、japan@fastly.com にお問い合わせください。
コントロールパネルを使用する
コントロールパネル経由で冗長オリジンサーバーを設定するには、以下の手順に従ってください。
- Fastly コントロールパネルにログインします。
- Home ページから、適切なサービスを選択します。検索ボックスで ID、名称、ドメインによる検索が行えます。
- Edit configuration をクリックし、アクティブなバージョンをクローンするオプションを選択します。
- Origins をクリックします。
Health Checks エリアでヘルスチェックを定義し、プライマリオリジンサーバーに割り当てます。
Hosts エリアでセカンダリオリジンサーバーを見つけ、Attach a condition をクリックします。
Create a new request condition をクリックします。
以下の要領で Create a new request condition フィールドに入力します。
- Name フィールドにリクエスト条件の名前を入力します (例:
Primary Unhealthy
)。 - Apply if フィールドに、
!req.backend.healthy
と入力します。
- Name フィールドにリクエスト条件の名前を入力します (例:
Save and apply to をクリックします。セカンダリオリジンサーバーの使用を開始するのに必要な条件 (Primary Unhealthy) が Hosts エリアに表示されます。
セカンダリオリジンサーバーに条件を追加すると、Fastly が生成する VCL に新しい条件が反映されます。
VCL をプレビューして、
vcl_recv
に以下のスニペットが表示されていることを確認します。# default conditionsset req.backend = F_primary;12345# Request Condition: primary unhealthy Prio: 10if (!req.backend.healthy) {set req.backend = F_secondary;}#end condition
カスタム VCL を使用する
カスタム VCL で冗長オリジンサーバーを設定するには、以下の手順に従ってください。
Fastly コントロールパネルでヘルスチェックを定義し、それをプライマリオリジンサーバーに割り当てます。
Fastly VCL とカスタム VCL の組み合わせに関するガイドからボイラープレート VCL をコピーし、新しいファイルに貼り付けます。
vcl_recv
サブを以下のように置き換えます。1234567891011sub vcl_recv {#FASTLY recvset req.backend = F_<primary_origin>;if (!req.backend.healthy) {set req.backend = F_<secondary_origin>;}if (req.method != "HEAD" && req.method != "GET" && req.method != "FASTLYPURGE") {return(pass);}return(lookup);}正確なバックエンド名は、生成された VCL で確認できます。
VCL ファイルをアップロードします。
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