Compute@Edge ログストリーミング: LogDNA
最終更新日 2021-09-09
Fastly の Compute@Edge サービスのリアルタイムログストリーミング機能では、LogDNA による読み取りが可能な形式でログを送信するよう設定することができます。LogDNA はシステムやアプリケーションのログを1か所に集約するクラウドベースのログ管理システムです。
重要
この情報は、限定提供版 (Limited Availability) のリリースの一部として提供されています。詳細については、製品と機能のライフサイクルの説明をご覧ください。
注意
Fastly ではサードパーティのサービスに関する直接のサポートは行っておりません。詳細については、Fastly サービスの利用規約をご参照ください。
前提条件
Fastly Compute@Edge サービスのログエンドポイントとして LogDNA を追加する前に、以下の手順を行う必要があります。
- LogDNA のアカウントをお持ちでない場合は、アカウントを作成してください。無料 (ただし制限付きのプラン) のアカウントを作成するか、またはより多くの機能を利用できるよう LogDNA のプランをアップグレードすることができます。
- LogDNA のポータルで、アカウントに合わせたログソースの設定手順に従い、新規の LogDNA syslog ソースを設定します。設定完了時に syslog URL の末尾に表示されるポート番号を必ずメモしてください。Fastly のログエンドポイントとして LogDNA を設定する際に、このポート番号を入力する必要があります。
LogDNA をログエンドポイントとして追加する
-
リモートログストリーミングの設定に関するガイドの情報をご参照ください。
ヒントRust、AssemblyScript、および JavaScript で書かれた Compute@Edge コードでログ記録を実行する方法に関する詳細については Fastly の開発者向けドキュメントをご覧ください。
- LogDNA (via Syslog) の Create endpoint ボタンをクリックします。Create a Syslog endpoint ページが表示されます。
- 以下の要領で Create a Syslog endpoint ページの各フィールドに入力します。
- Name フィールドに、Compute@Edge コードに指定した名前を入力します。例えば、Rust コードの例では、名前は
my_endpoint_name
です。 - Syslog address フィールドに
syslog-a.logdna.com
と入力します。コロンの後のポートフィールドには、LogDNA のアカウント設定時にメモした LogDNA のポート番号を入力します。 - TLS メニューから Yes を選択して syslog エンドポイントの暗号化を有効にします。TLS Hostname と TLS CA Certificate のフィールドが表示されます。
- TLS Hostname フィールドには
syslog-a.logdna.com
と入力します。これは Fastly が syslog サーバーの証明書を検証するために使用するホスト名です。
- Name フィールドに、Compute@Edge コードに指定した名前を入力します。例えば、Rust コードの例では、名前は
- Create a Syslog endpoint ページの Advanced options をクリックし、必要に応じてオプションフィールドを変更します。
- Create a Syslog endpoint ページの Advanced options に以下のように入力します。
- Select a log line format のセクションで、ログメッセージのログライン形式を選択します。詳細については、ログライン形式の変更に関するガイドをご覧ください。
- Create ボタンをクリックすると、新しいログエンドポイントが作成されます。
- Activate ボタンをクリックして設定変更をデプロイします。
エンドポイントを作成してサービスをデプロイすると、数秒後に LogDNA アカウントにログが表示され始めます。