Compute@Edge ログストリーミング: OpenStack
最終更新日 2022-05-10
Fastly の Compute@Edge サービスのリアルタイムログストリーミング機能では、ログファイルを OpenStack に送信することができます。OpenStack は、クラウドコンピューティングのためのオープンソースプラットフォームで、多くの企業が IaaS (Infrastructure as a Service) として導入しています。
注意
Fastly ではサードパーティのサービスに関する直接のサポートは行っておりません。詳細については、Fastly サービスの利用規約をご参照ください。
OpenStack をログエンドポイントとして追加する
以下の手順に従って OpenStack をログエンドポイントとして追加します。
- Rust、AssemblyScript、および JavaScript で書かれた Compute@Edge コードでログ記録を実行する方法に関する詳細については Fastly の開発者向けドキュメントをご覧ください。
- OpenStack の Create endpoint ボタンをクリックします。Create an OpenStack endpoint ページが表示されます。
- 以下の要領で Create an OpenStack endpoint ページの各フィールドに入力します。
- Name フィールドに、Compute@Edge コードに指定した名前を入力します。例えば、Rust コードの例では、名前は
my_endpoint_name
です。 - Timestamp format フィールドに、ログファイルのタイムスタンプ形式を任意で入力します。デフォルトは
strftime
互換形式の文字列です。詳細については、ログファイルの書き込み先の変更に関するガイドを参照してください。 - Auth URL フィールドに OpenStack の認証に使用する URL を入力します (例:
https://auth.api.rackspacecloud.com/v1.0
)。 - Bucket name フィールドに、ログを保存する OpenStack バケットの名前を入力します。
- User フィールドに OpenStack のユーザー名を入力します。
- Access Key フィールドに OpenStack のアクセスキーを入力します。
- Period フィールドに、ログファイルのローテーションの頻度をコントロールするための間隔 (秒単位) を任意で入力します。この値はデフォルトで
3600
秒に設定されています。
- Name フィールドに、Compute@Edge コードに指定した名前を入力します。例えば、Rust コードの例では、名前は
- Create a new OpenStack endpoint ページの Advanced options をクリックし、必要に応じてオプションフィールドを変更します。
- Create an OpenStack endpoint ページの Advanced options に以下のように入力します。
- Path フィールドには、ファイルを保存するバケット内のパスを任意で入力します。パスの末尾にはスラッシュが付きます。このフィールドを空にすると、ファイルはバケットのルートパスに保存されます。詳細については、ログファイルの書き込み先の変更に関するガイドを参照してください。
- PGP public key フィールドに、Fastly がディスクに書き込む前にログファイルを暗号化するために使用する PGP 公開鍵を任意で入力します。秘密鍵で復号化することによってのみ、コンテンツを読むことができます。PGP キーは PEM (プライバシー強化メール) 形式でなければなりません。詳細については、ログの暗号化に関するガイドをご覧ください。
- Select a log line format のセクションで、ログメッセージのログライン形式を選択します。詳細については、ログライン形式の変更に関するガイドをご覧ください。
- Compression フィールドに、ログファイルに適用する圧縮形式を任意で選択します。ログ圧縮オプションの変更に関するガイドをご参照ください。
- Create ボタンをクリックすると、新しいログエンドポイントが作成されます。
- Activate ボタンをクリックして設定変更をデプロイします。